犬と猫と人間と 10月より、ユーロスペースにてロードショー 他、全国順次公開
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渡辺眞子(作家)
現代社会に溢れるたくさんの不幸のひとつ--無為に奪われる命と、
そこに係る人々の 苦しみの分だけ、私たちは改善すべき点を見いだし、
努力しなければいけないのだと 思います。
人間にもっとも身近な動物である犬と猫が平和に安全に暮らせる社会は、
きっと人に も優しいはず。
だから、自分の周りから変えてゆこう。
そのためのヒントを探してみよう。
この映画を見たあと、そんなふうに考える人が増えてくれたら嬉しいです。

杉本 彩(女優・作家)
人間と動物の幸せな共存のできない日本は社会水準の低い途上国だ。
飼育放棄する者や無責任なペット業者の罪。店頭販売で購入することもその罪に加担している。
人間の罪を直視してほしい。
この映画はすべての日本人が観るべきだ!
ペットの問題だけじゃない、日本社会の問題が見えてくる。

森 達也(ドキュメンタリー映画監督)
人は進化した。繁栄した。この地球上における生きもののヒエラルキーの最上位にいる。
あらゆる自然を加工した。他の生きものを利用した。
特に犬と猫。この二つの種は愛玩動物となった。
でも観ながら考えた。彼らが感情を持つことを、悲しみや喜びや怒りを抱くことを、
そろそろ(愛護センターなどの言い換えはやめて)この社会は正面から認めなくては。

竹内薫(猫好き科学作家)
動物愛護に関して、日本人はジキル博士とハイド氏のように二つの顔をもっている。
この映画は、そんな日本の動物愛護の現状をドキュメンタリータッチで深くえぐっている。
シリアスな話題を扱いながら、ユーモアにあふれ、
見終わった後には、ほのかな感動が残った――。

根岸季衣(女優)
痛い辛い、でもジンと胸に沁みて、思わず微笑んで....
素直で優しい創り手の視線に導かれて、
前向きになれる映画です。

水越美奈(日本獣医生命科学大学 講師)
淡々と流れる映像とナレーションは感情的でない分、その現状がストレートに頭とこころの中に入っていきます。
野良猫やペットショップに並ぶ子犬が可哀そうで、他の同級生のように可愛いとは思えなかった子供のころを思い出しました。
思えば、それが私の原点かもしれません。
「幸せな犬と猫、そして飼い主が増えること。」
この映画を観て、私の仕事の目標がまた明確になったように感じました。

松本秀樹(タレント/グッドドッグライフプランナー)
9年前から犬や猫達が主役の番組に出演させていただくようになり、
5年ほど前にこの映画の内容にある事実《殺処分36万頭(当時)》を知りました。
それから、微力ですが団体を立ち上げ、「犬や猫達への恩返し」として《殺処分0》へ向けて勉強と活動を始めました。
僕自身、テレビにも出させてもらっているし、表現する場も多く、影響力も大きいだろうから、目に見えて効果が表れ、たくさんの人間の心を・行動を変え、たくさんの犬や猫を助けられるだろうと思っていました。
甘かった・・・どこの動物愛護団体さんもそうだと思いますが、人の意識を変える、考えを改めてもらうことがこんなに難しいこととは思いませんでした。
でも、この映画を作ってくれた飯田さんも、最初は「動物愛護」に何の関心もなかったようですが、映画後半ではセンターにいる犬の頭を優しく撫で、猫の堕胎手術の時には、子宮膜の上から胎児を両手で包み込み、涙を流している。
変えられるんだ、関心も知識も無かった人の心と意識を。 なぜか?それは、誰もが見て見ないふりをする現場に足を踏み入れた事と、飯田さんにとってかなりショッキングであり、かつ身近にある事実だったからだろうと思う。
だから、この映画を、この事実をなるべくたくさんの子供達に観てほしいと思いました。 柔軟な頭を持ち、くだらない見栄もプライドも無い子供達が観て、ショックを受け、大人達のずるさと「命は大切だ」「動物には優しく」という教えの矛盾に怒りを感じて、今でも、将来でもいい、動物達との本当の意味での【共存】とは何かを考え、哺乳類・サル目・人間として生きてほしいと思います。

飯田基晴監督作品(あしがらさん) 企画:稲葉恵子 撮影:常田高志、土屋トカチ、飯田基晴 音楽:末森樹 製作:映像グループローポジション 配給:東風 宣伝協力:スリーピン 助成:芸術文化振興基金 2009年/HD/16:9/日本/118min/documentary
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